VivaTechで日本企業に通訳・サポートが必要な理由|「伝わる翻訳」が成果を分ける
- 4月16日
- 読了時間: 4分
フランス・パリでビジネスコンサルティングを行っている筆者は、これまで日本企業の欧州進出や展示会参加を数多くサポートしてきました。その中でも、世界最大級のテックイベントであるVivaTechは、日本企業にとって大きなビジネス機会の場です。一方で現地で感じるのは、「英語で説明しているのに、なぜか手応えがない」、「会話は成立しているのに、次
につながらない」というケースです。
この背景には、単なる語学の問題ではなく、“伝わり方のズレ”が存在しています。
本記事では、VivaTechで日本企業に通訳・サポートが必要な理由を、「言語の通訳」ではなく「伝わる翻訳」という視点から解説します。

VivaTechで日本企業に通訳・サポートが必要な理由とは
1. 「正しい英語」ではなく「伝わる構造」が必要
VivaTechでは英語でのコミュニケーションが一般的ですが、実際に成果につながるかどうかは別の話です。なぜなら重要なのは、「言葉の正確さ」ではなく「伝わり方」だからです。
たとえば日本企業の説明は、
丁寧で正確
情報量が多い
文脈重視
という特徴があります。
一方で欧州では、
結論から話す
シンプルに伝える
インパクトを重視する
傾向があります。
このギャップを埋めるには、単なる通訳ではなく、「伝わる形に再構成できる翻訳者」
が必要になります。
2. 通訳ではなく「ビジネスの意図を翻訳する役割」
一般的な通訳は、言葉をそのまま別の言語に置き換えます。
しかしVivaTechの現場では、それだけでは不十分です。
必要なのは、
自社の強みをどう見せるか
相手にとっての価値は何か
どこに興味を持っているか
といった、「ビジネスの意図」を理解した上での翻訳です。
たとえば、
技術説明を「市場価値」に変換する
機能説明を「メリット」に言い換える
こうした変換ができて初めて、会話が前に進みます。
3. 短時間で印象を残すための“編集力”
VivaTechでは、1回の会話は非常に短時間です。その中で重要なのは、「何を削り、何を残すか」という編集力です。
すべてを説明しようとすると、
要点がぼやける
印象が残らない
次につながらない
という結果になります。
現地に慣れたサポートがいることで、
最初に何を言うべきか
どこで興味を引くか
どう締めるか
が整理され、伝わり方が大きく変わります。
4. 「空気を読む」のではなく「意図を読み取る」
日本では「空気を読む」文化がありますが、海外ではそれが通用しない場面も多くあります。その代わりに必要なのが、「相手の意図を明確に読み取る力」です。
本当に興味があるのか
その場だけの反応なのか
次につながる可能性があるのか
こうした判断は、言語だけでは難しい部分です。そのため、現地理解のあるサポートがいることで、ビジネス判断の精度が上がります。

なぜ「通訳」ではなく「伝わる翻訳者」が重要なのか
ここまで見てきたように、VivaTechにおいて必要なのは「言語の通訳」ではありません。「ビジネスを伝わる形に翻訳できる存在」です。
その役割は、
言葉を整える
構造を変える
意図を補足する
という、より戦略的なものです。
結果として、
会話の質が変わる
相手の反応が変わる
次のアクションにつながる
という違いが生まれます。
VivaTechで成果を出すために日本企業ができること
現地で成果を出している企業には共通点があります。
「伝える内容」を事前に整理している
相手視点でストーリーを設計している
現地に合わせた伝え方を準備している
そして多くの場合、「伝わる翻訳ができるパートナー」と連携していることが特徴です。

まとめ|「通訳」ではなく「伝わる設計」が成果を左右する
VivaTechは大きなチャンスの場ですが、その成果は「伝わり方」で大きく変わります。VivaTechで日本企業に通訳・サポートが必要な理由は、言語の問題ではなく「伝え方の設計」にあります。単に英語で話すだけではなく、相手に届く形に翻訳すること。それが、結果につながる大きな分岐点になります。
最後に|パリ現地からのビジネスサポート
筆者はパリを拠点に、日本企業向けに
欧州進出支援
VivaTech出展サポート
日仏ビジネスコーチング
を行っています。
特に、「何をどう伝えるか」の設計と、「現地で伝わる形への翻訳」に強みがあります。
「出展して終わりにしたくない」「現地で確実に次につなげたい」
そのような企業様に対し、事前準備から現地対応、フォローまで一貫して伴走しています。
ご関心があれば、お気軽にご相談ください。

⭐︎筆者について
Allofrancejp 代表 萩野アリサ
イギリス留学後、就職を機にパリへ移住。現在はパリを拠点に、日本企業のフランス進出サポート、戦略設計、展示会や視察同行、駐在員の住居探しサポート・生活セットアップなど、現地サポートサービスを提供しています。
→会社概要は、こちらから。





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