フランスで病院を受診した方がいい症状|薬局で対応できないケース
- 5 時間前
- 読了時間: 6分
フランスでは、体調を崩したときにまず薬局(Pharmacie ファーマスィー)で薬剤師に相談することが一般的です。風邪や軽い発熱、頭痛などの場合は、薬局で市販薬を購入して症状を和らげることができます。しかし、症状によっては市販薬だけでは治療できず、医師の診察や処方薬が必要になる場合もあります。
例えば
・抗生物質が必要な感染症
・強い痛みを伴う症状
・数日たっても改善しない症状
などの場合は、医療機関を受診することが重要です。
この記事では、フランスで生活している中で市販薬ではなく病院を受診した方がよい代表的な症状を紹介します。
体調が悪いときに、「薬局で対応できるのか、それとも病院に行くべきなのか」判断する参考にしていただければ幸いです。
注意) 「この記事は医療アドバイスではありません」
⭐️「フランス薬局で買える大人の市販薬まとめ|風邪・下痢・便秘・花粉症など」の記事はこちらから。
「フランス薬局で買える子供の市販薬まとめ|風邪・水疱瘡・下痢・食あたりなど」の記事はこちらから。
⭐️「小児科の受診方法や、小児科の救急対応の病院」に関しては、こちらを是非参考にしてください。
1、食あたり(intoxication alimentaire)
軽い下痢や胃腸炎であれば
Smecta
Imodium
Ultra-Levure
などで様子を見ることもできます。
しかし次の場合は医療機関の受診が必要です
高熱(38.5℃以上)
血便
激しい腹痛
48時間以上症状が続く
嘔吐が止まらない
子供や高齢者の場合
2、中耳炎(otite)
中耳炎は医師の診察が必要なことが多い病気です。
特に子供の場合は抗生物質が処方されることがあります。
受診の目安
強い耳の痛み
発熱が伴う
耳から液体が出る
子供が耳を触り続ける

3、喉が明らかに腫れている
軽い喉の痛みは薬局の薬で対応できますが、
次の場合は細菌感染(扁桃炎など)の可能性があり診察が必要です。
喉が大きく腫れている
高熱
白い膿が見える
飲み込むのが困難

4、涙や目やにが止まらない(結膜炎)
以下の場合は眼科または医師の診察が必要です。
目やにが大量に出る
目が真っ赤
目が開けられない
視力がぼやける
細菌性の場合は抗生物質の目薬が処方されます。

5、ヘルペス
軽い場合は薬局のクリームがありますが、
初めての発症
水ぶくれが広がる
発熱を伴う
場合は医師の診察が必要です。
抗ウイルス薬を処方してもらわないと治らないケースが一般的です。
この出来物は、唇だけでなく、全身どこでも発症します。できるだけすぐに薬をのむと回復も速いです。

6、ぼうこう炎、尿路感染症(infection urinaire)
フランスでは膀胱炎が疑われる場合、医師の診察を受けて抗生物質を処方してもらうことが一般的です。自然完治はないです。膀胱炎を放置すると腎臓の感染症につながることもあるため、
症状がある場合は早めに医療機関を受診しましょう。
主な症状
・排尿時の痛み
・頻尿
・尿が濁る
・下腹部の痛み
これらの症状がある場合は、できるだけ早く医師を受診することをおすすめします。
フランスでは
・一般医(médecin généraliste)
・婦人科
・救急外来(urgences)
などで診察を受けることができます。
7、性感染症(STD / IST)
性病(性感染症)は、市販薬では治療できないことが多いため、医師の診察を受けることが必要です。
フランスでは性感染症は、IST(Infections Sexuellement Transmissibles)と呼ばれています。
代表的な性感染症
・クラミジア
・淋病
・梅毒
・ヘルペス
・HPV
これらの感染症は、検査や処方薬(抗生物質など)が必要になることがあります。
⭐︎次のような症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
・排尿時の痛み
・性器のかゆみ
・異常なおりもの
・発疹や水ぶくれ
・下腹部の痛み
早めに診察を受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。
⭐︎フランスでは次の医療機関で検査や診察を受けることができます。
・一般医(médecin généraliste)
・婦人科(gynécologue)←緊急で予約取りが困難
・泌尿器科(urologue)←緊急で予約取りが困難
・街中そこら中にあるLaboratoire
・無料検査センター(CeGIDD)
CeGIDDでは、匿名で無料検査を受けられる場合もあります。
⭐︎フランス語で症状を伝える
性感染症の検査を受けたいです
Je voudrais faire un test pour les IST.
性感染症が疑われる場合は、自己判断で市販薬を使用するのではなく、医療機関で診察を受けることが大切です。
8、フランスで受診する方法
こちらの記事をご覧ください。
⭐️「小児科の受診方法や、小児科の救急対応の病院」に関しては、こちらを是非参考にしてください。
⭐️「フランス薬局で買える大人の常備薬」の記事はこちらから。
9、病院を受診した方がよい場合
次のような場合は医療機関を受診することをおすすめします。
・高熱が続く
・ぐったりしている
・呼吸が苦しそう
・症状が数日以上続く
・ウイルス系の病気
・赤ちゃんの体調が悪い場合
フランスでは、
・かかりつけ医 またはMédicin généraliste
・小児科
・救急外来(urgences)←平日の18時以降、夜間、週末、祝日
・SOS médicin (往診型)
などを利用することができます。
10、フランスで病院に行くべき症状 まとめ
・食あたり
・38度を超える発熱
・起き上がれないほど具合が悪い場合
・扁桃腺炎
・膀胱炎
・ヘルペス
・インフルエンザ
・中耳炎
・血便
・めまい
・結膜炎
・性病の疑い
あくまで、一時的な処置としてこれらの薬を飲んでも、症状が改善されなかったり、重い場合は、無理をせず医療機関を受診しましょう。
「フランスでの受診方法」は、こちらの記事をご参考に。
フランス生活で困ったときのサポート
フランスで生活していると
・病院の予約方法が分からない・フランス語で症状を説明できない・行政手続きが難しい
と感じることもあるかもしれません。
当社では、在仏日本人の方向けにフランス生活サポートサービスを提供しています。
フランスの病院の通訳、予約手配、付き添い、薬局での薬の調達代行サービスのご依頼はこちらから。
月額サポートプラン(サブスク制) :
① ライトプラン 51€ / 月 電話相談 月2回(1回15分)、メッセージ2回まで
② スタンダードプラン 99€ / 月 電話相談 月4回(1回20分)、メッセージ2回まで
③ プレミアムプラン 201€ / 月 電話相談 月8回(1回30分)、メッセージ2回まで 優先対応・電話通訳サポート
フランス生活で困ったとき、日本語で相談できる安心のサービスです。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
⭐︎筆者について Allofrancejp 代表 萩野アリサ
イギリス留学後、就職を機にパリへ移住。 現在は在仏日本人向けに、駐在・移住サポート、住居探し、生活セットアップ、日本企業の進出支援などを行う現地サポートサービスを運営。 これまでに数十名以上の日本人のフランス生活・ビジネス進出を支援。
→会社概要は、こちらから。




コメント