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フランスの病院のかかり方|救急外来・小児科・往診サービス【大人・子供向け】通訳・サポートサービス

  • 5 時間前
  • 読了時間: 8分

フランスで生活していると、体調を崩したときに

・どの病院に行けばよいのか

・救急外来はどこにあるのか

・子供の病院はどこに行けばよいのか

と迷うことがあります。


この記事では、フランスで病院を受診する方法や、パリで救急対応がある病院、小児科病院、往診サービスについてまとめました。


⭐️「フランス薬局で買える市販薬まとめ【子供向け】」の記事は、こちらから。

⭐️「フランス薬局で買える市販薬まとめ【大人向け】」の記事は、こちらから。


フランスの病院
フランスの医療スタッフ

1、フランスの病院の受診方法


フランスでは日本と違い、基本的に予約をしてから受診することが多いです。

予約は

・電話

・オンライン予約サイト

などで行います。


フランスでは特に Doctolib という予約サイト(仏英語の便利アプリ)がよく使われています。

Doctolibでは

・一般医

・小児科

・専門医

などの予約を取ることができます。

ただし、緊急時の予約は、このDoctolibでは取りにくく、救急外来やSOSメディさんという予約制受診または往診システムを利用するのが一般的です。


Doctolib アプリ

2、救急時はどこに診てもらう?

パリには特に多くの救急対応病院があります。


① 救急外来(Urgences)

緊急の場合は病院の救急外来(Urgences ユージョンス)を利用します。

ただしフランスの救急外来は非常に混雑することが多く、

待ち時間が 3〜6時間以上 になることもあります。

また、症状の重い患者が優先されるため、軽症の場合は長時間待つことがあります。


基本的に、お住まいから最寄りの大きい病院に行くことがお勧めですが、18歳以下の子供の場合は、小児科外来に行く必要があります。


1) Hôpital Européen Georges Pompidou (大人対応)

パリ15区にある大きな総合病院です。

救急外来があり、外国人も利用することが多い病院です。

住所 : 20 Rue Leblanc 75015 Paris


2) Hôpital Necker-Enfants Malades (子供対応)

パリで有名な小児病院です。

子供の救急対応があり、世界的にも有名な小児医療機関です。

住所 : 149 Rue de Sèvres 75015 Paris (7区と隣接)


3) Hôpital Robert-Debré(小児救急、大人産婦人科救急)Hôpital Trousseau

パリ最大級の小児病院です。小児救急にも対応しています。産婦人科の対応もあります。

住所 : 48 Boulevard Sérurier75019 Paris ( 19区と20区の境目)


4) Hôpital Trousseau  (子供対応)

子供の医療で知られている病院で、小児科診療があります。

住所 : 26 Avenue du Dr Arnold Netter75012 Paris


5) American Hospital of Paris(アメリカンホスピタル)(大人子供対応)

パリ近郊のヌイイ=シュル=セーヌにある国際病院です。英語対応が可能な医師やスタッフが多く、外国人や在仏日本人も利用することが多い病院です。ただし、料金が他と比べて光学です。

施設が整った総合病院で

・救急外来

・内科

・小児科

・各専門医

などの診療があります。


住所 : 63 Boulevard Victor Hugo92200 Neuilly-sur-Seine

最寄り交通 : 地下鉄Line 1 – Pont de Neuilly から徒歩20分ほどですので、車でのアクセスがお勧めです。



② SOS Medicin (エスオエス メディサン)

アプリをダウンロードし、アカウントを作成。住んでいる地域を選択し、往診または受診を申請。大きい病院の救急外来に比べて待機時間が短めなので、オススメです。往診は1回につき、60ユーロ(出張費30€+診察費30€)。自宅で複数まとめて診てもらう場合は、出張費は1回分しか請求されません。


SOS médicin の車

3、救急外来に行くときの注意点(Uber・タクシー)


Uberやタクシーで病院に行く場合は、必ず「救急外来(Urgences)」の入口を指定することをおすすめします。


病院によっては

・正面玄関

・救急外来入口

がかなり離れていることがあります。


そのため、救急外来を指定しない場合、病院の正面玄関で降ろされてしまい、そこから救急外来入口まで歩かなければならないことがあります。


体調が悪いときには大変なこともあるため、Uberやタクシーを利用する場合は

「Urgences」(ユージョンス)と伝えるとスムーズです。


4、救急車を呼ぶ時などの電話番号


フランスの主な救急番号です。

SAMU15


ヨーロッパ共通救急番号112

緊急の場合はこれらの番号に連絡します。


5、救急外来(Urgences ユージョンス)での流れ


【STEP 1 】フランスの救急外来(Urgences)に到着したら、まず受付(accueil アキャイ)で手続きをします。


受付では次のようなことを聞かれることがあります。

・症状

・患者の名前

・生年月日

・住所

・保険の情報(緑のCarte Vitale=健康保険カード)とMutuelle(追加の保険証)の提示


↑旅行者の場合は、パスポートや海外保険の保険証の提示を求められることもあります。または、その場で一旦支払いをし、海外保険会社に後で返済の請求をする流れになります。


【STEP 2】 トリアージ(症状の確認)

受付の後、看護師によるトリアージ(症状の確認と優先順位付け)が行われます。体重、慎重、熱、脈、症状などを確認されます。


これは患者の症状の重さを判断するためのもので、緊急度の高い患者が優先されます。

そのため、症状が軽い場合は待ち時間が長くなることがあります。

救急外来では数時間待つことも珍しくありません。我が家の息子たちも、何度も骨折、打撲、縫合で救急外来には、お世話になりました。その度に、家を出てから帰宅するまで、待ち時間が長かったことが原因で、6時間ほどかかったことが殆どでした。


【STEP 3】 医師の診察

順番が来ると、医師の診察を受けます。

必要に応じて

・血液検査

・レントゲン

・CTスキャン

などの検査が行われることもあります。


診察後、症状によって

・薬の処方

・自宅療養

・入院

などの判断がされます。


【STEP 4】 夜間に診察が終わった場合は、は、夜間空いてる病院に貰いにいくか、翌日9時以降に近所の薬局に貰いに行きます。

「夜間や休日の薬局」はPharmacie de garde (ファースィー ドゥ ギャードゥ)と呼ばれます。


フランス語:病院で使うフレーズ


フランスの病院では英語が通じることもありますが、受付や看護師との会話ではフランス語が必要になることもあります。ここでは、病院でよく使う基本的なフレーズを紹介します。


①喉が痛いです

J'ai mal à la gorge.ジェ マル ア ラ ゴルジュ

喉の痛みを伝えるときに使います。


②骨折しているかもしれません

Je pense que j'ai une fracture.

ジュ ポンス ク ジェ ユン フラクチュー

転んだり事故のあとに骨折が疑われるときに使います。


③縫合してほしいです

Je suis blésé(e) et j'ai peut-être besoin de points de suture.

ジュスイブレセ エ プテートル ブソワン ドゥ ポワン ドゥ スチュール

意味「傷があり、縫合が必要かもしれません」


④ひどい風邪です

J'ai un gros rhume.

ジェ アン グロ リューム

「ひどい風邪です」という意味でよく使われる表現です。


⑤嘔吐があります

Je vomis.ジュ ヴォミ

または

J'ai des vomissements. ジェ デ ヴォミスマン

「嘔吐があります」という意味です。


⑥熱があります 

J'ai de la fièvre.

ジェ ドゥラ フィエーヴル


⑦とても痛いです 

J'ai très mal.

ジェ トレマル


⑧夜間薬局はどこですか?

Où est la pharmacie de garde ?

ウゥエラ ファーマスィー?

夜間に空いてる薬局の場所を知りたい時に聞きます。

6、Pharmacie de gardeとは?


フランスでは、すべての薬局が夜間営業しているわけではありません。その代わり、地域ごとに**当番薬局(pharmacie de garde)**が決められており、夜間や休日でも薬を購入することができます。

夜間の薬局では、通常はインターホンを押して薬剤師に対応してもらいます。


フランス 夜間 薬局
フランスの薬局 (夜間は長蛇の列になることも)

7、夜間薬局の探し方


夜間や休日に開いている薬局は、次の方法で確認することができます。


インターネット検索 : 次のサイトでも確認できます。

  • 3237.fr

  • Google Mapsで「pharmacie de garde」


まとめ|フランスで救急外来


フランスで体調を崩した場合、症状に応じて適切な医療機関を利用することが大切です。

軽い症状の場合は、まず薬局(Pharmacie)で薬剤師に相談することも一般的です。フランスの薬局では多くの市販薬を購入することができます。

症状が重い場合や緊急の場合は、病院の救急外来(Urgences)を利用します。パリには救急対応のある病院や、小児科専門の病院もあります。


また、フランスでは

・往診サービス(SOS Médecins)

・夜間薬局(pharmacie de garde)

など、日本とは少し異なる医療システムがあります。


フランスで生活する際は、

・病院の受診方法

・救急外来の利用方法

・夜間薬局の探し方

などを事前に知っておくと、いざという時に安心です。

体調が悪いときには無理をせず、必要に応じて医療機関を利用しましょう。

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フランスで生活していると

・病院の予約方法が分からない・フランス語で症状を説明できない・行政手続きが難しい

と感じることもあるかもしれません。

当社では、在仏日本人の方向けにフランス生活サポートサービスを提供しています。


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① ライトプラン 51€ / 月 電話相談 月2回(1回15分)、メッセージ2回まで

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⭐︎筆者について
Allofrancejp 代表 萩野アリサ

イギリス留学後、就職を機にパリへ移住。
現在は在仏日本人向けに、駐在・移住サポート、住居探し、生活セットアップ、日本企業の進出支援などを行う現地サポートサービスを運営。
これまでに数十名以上の日本人のフランス生活・ビジネス進出を支援。

→会社概要は、こちらから。

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