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日本から初めてパリに飲食店を出店するならどのエリア?1号店で失敗しない立地戦略

  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

パリで飲食店を出店したい、というご相談は非常に多いですが、まず最初にお伝えしておきたいことがあります。この記事は「日本から初めてパリに出店する方(1号店)」向けです。


  • フランスで修行して独立するケース

  • フランス人が出店するケース

  • すでに他国で成功しているブランドの2号店

    👉 これらとは前提がまったく違います。


パリの激戦区について©️Allo France JP
パリの激戦区について©️Allo France JP

■ 1号店で最も重要な考え方

初めてのパリ出店で重要なのは、

👉 「おしゃれなエリア」ではなく「成立する場所」を選ぶことです。


多くの方が

  • マレが良さそう

  • サンジェルマンが憧れ

と考えますが、


👉 1号店でそれを選ぶと難易度が一気に上がります。


パリの飲食店の見学時の様子©️Allo France JP
パリの飲食店の見学時の様子©️Allo France JP

■ まず前提:煙突で全てが決まる


パリで飲食店をやる上で、最も重要なのはエリアではありません。

👉 煙突(Extraction)の条件です。


パリでは

  • 匂い

  • 近隣クレーム

👉 規制が非常に厳しく、

👉 煙突が合わなければ、その業態はできません。


例えば

  • ラーメン

  • 焼き物

  • 揚げ物

👉 強い排気が必要です。


つまり

👉 「やりたい業態」ではなく「できる物件」から決まる。

これは日本と大きく違う点です。


パリの飲食店ダクト問題©️Allo France JP
パリの飲食店ダクト問題©️Allo France JP

では1号店はどのエリアが現実的か?



■ マレ地区について

マレは確かに魅力的なエリアです。観光客も多く、トレンドの発信地でもあります。

ただし1号店として見ると、

👉 難易度はかなり高いエリアです。

理由はシンプルで、

  • 家賃が非常に高い

  • 競争が激しい

  • コンセプトレベルが高い


    つまり「普通に良い店」では勝てません。


マレで成功するには

  • 明確なブランド

  • 強い世界観

  • 内装・体験の完成度

すべてが高いレベルで必要です。


そのため1号店としてはおすすめしにくいエリアです。


■ バスティーユについて


一方で、現実的な選択肢として非常にバランスが良いのがバスティーユ周辺です。


このエリアの特徴は

  • 地元客と文化層が混在

  • 回転が良い

  • 価格帯の幅が広い


つまり「ちゃんと売上が作れるエリア」


特に日本人が出店する場合、

  • ラーメン

  • 居酒屋

  • カジュアル和食

非常に相性が良いです。


👉 初めての出店なら、最も現実的な選択肢のひとつです。

■ サンジェルマンについて


サンジェルマンは、高級・信頼・ブランドのエリアです。


"富裕層や観光客が多く、単価は取りやすい"


ただしその分、

  • サービス

  • 空間

  • コンセプト


すべてに一貫性が求められます。中途半端なポジションが一番危険なエリアです。そのため1号店でいきなり挑戦するにはハードルが高い


サンジェルマン・デ ・プレのカフェ©️Allo France JP
サンジェルマン・デ ・プレのカフェ©️Allo France JP

■ 見落とされがちな現実:日本食はすでに競争市場

ここは非常に重要です。


現在パリでは

👉 日本食はすでに競争市場です。

特に

  • 中国系

  • 韓国系

👉 多くのプレイヤーが参入しています。


彼らは

👉 「売れる業態」を選んでいます。そして強いのは

👉 価格設計と回転力

  • 価格を抑える

  • 一定のクオリティ

  • 回転で売上を作る


👉 結果

👉 「これで十分」と思う顧客を取り込む


パリで人気の抹茶カフェ(中国系経営)©️Allo France JP
パリで人気の抹茶カフェ(中国系経営)©️Allo France JP

■ 味だけでは勝てない理由


多くの日本人は 味にこだわります。


しかしパリでは 味だけでは成立しません。


お客様が見ているのは

  • 価格

  • 雰囲気

  • サービス

  • 居心地

👉 体験全体です


■ 宗教・文化も売上に影響する

例えば👉 豚肉の扱い。


これは 客層に直接影響します。


つまり 「誰が来られる店か」を設計する必要がある


■ 結論:1号店でやるべきこと

おしゃれな場所を選ぶことではありません。「成立するモデル」を作ることです


  • 煙突

  • エリア

  • 価格

  • 客層

  • 競争

これらを すべてを設計する必要があります



■ パリで初めて飲食店出店するの方へ

パリで初めて出店する場合、

👉 情報だけでは判断できません


実際には

  • 物件

  • 契約

  • 行政

  • 交渉

👉 同時に進める必要があります。


当社では

  • エリア分析

  • 出店戦略

  • 物件選定

  • 交渉

  • 契約

  • 専門家連携(弁護士・会計士)

👉 すべて一貫してサポートしています。


また、現地を見ながら判断する「パリ進出・実地戦略セッション」も提供しています。


■ 最後に

パリは、なかなか難しい市場ではありますが、 当たれば非常に大きい市場です。

だからこそ、最初の1店舗目の設計がすべてです。


当サービスでは、日本人向けに、フランス進出の戦略設計や、プロデュースの他にも、

  • 物件斡旋

  • 個人契約の住居探し

  • 契約サポート

  • 生活セットアップ

一括でサポートしています。


初回オンライン相談(60分)


⭐︎筆者について
Allofrancejp 代表 萩野アリサ

Allofrancejp 代表 萩野アリサ

イギリス留学後、就職を機にパリへ移住。現在はパリを拠点に、日本企業のフランス進出サポート、戦略設計、展示会や視察同行、駐在員の住居探しサポート・生活セットアップなど、現地サポートサービスを提供しています。

→会社概要は、こちらから。

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