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パリのラグジュアリーブランドが苦戦する理由と、これからの「体験設計」という新戦略
パリの中心地、特にマレ地区やシャンゼリゼを歩いていると、ある違いに気づきます。 Louis Vuitton や Hermès には行列ができている一方で、Kering 傘下のブランド、例えば Balenciaga や Saint Laurent では、店舗に人が少ない場面も見られます。なぜ同じ「ラグジュアリー」でここまで差が出るのでしょうか?その答えは、商品ではなく“体験”の質にあります。 ラグジュアリーは「モノ」から「記憶」へ これまでのラグジュアリーは、品質・ブランド力・希少性が中心でした。 しかし今は違います。 顧客が求めているのは「忘れられない体験」 つまり、 何を買ったかではなく どんな気持ちになったか が重要になっています。 なぜKering系ブランドは苦戦しているのか Balenciaga や Gucci は、ここ数年「話題性」や「トレンド」に強く依存してきました。 しかし現在は、 「意味」や「本質」への回帰が起きています。 さらに大きな問題は、店舗体験です。 接客のばらつき スタッフ同士の競争 チームとしての一体感の欠如...
4月29日


【パリ現地分析】ジョン・ガリアーノ×ZARA電撃提携|ファッション業界の構造が変わる瞬間
2026年3月17日、ファッション業界に衝撃が走りました。 世界的デザイナー、ジョン・ガリアーノがZARAと2年間の共同プロジェクトを開始。 このニュースは単なる話題ではなく、「ラグジュアリーとマスの関係性の変化」を象徴する重要な出来事です。パリ在住のビジネスコンサルとして、現地のリアルな消費感覚とともに読み解きます。 ■ ジョン・ガリアーノとは何者か? ジョン・ガリアーノは、ファッション史において最も劇的な才能の一人です。 元クリスチャン・ディオールのアーティスティック・ディレクター ストーリー性のある演出型コレクションで世界的評価 ファッションショーを「舞台芸術」に昇華した存在 特にディオール時代のコレクションは、今でも業界内で語り継がれています。 正直に言うと、 あの時代ほど“面白くて、記憶に残るコレクション”はその後ほとんど存在していません。 ■ スキャンダルと「人間の限界」 約20年前、彼はスキャンダルによりキャリアを大きく失速させました。 特に欧米においては、ユダヤ人に対する差別的発言は極めて重大であり、キャリアに致命的な影響を与える
3月20日
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