パリでレストランを開きたい方必見！
- 3 日前
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こんにちは！筆者はパリで不動産仲介やビジネス進出のコンサルティングをさせて頂いております。日本食が大人気なパリで「飲食店を展開したい」というご相談を受けます。パリは、ヨーロッパの主要都市の中でも、極めて食にオープンな街です。様々なカルチャーが共存し、旅をする様に、食を楽しむパリの人々に、もっと日本食や日本人が提供する日本テイストな食文化を知ってもらいたいと言う思いで、私自身、物件探しのご相談に乗っています。今回は、あるお客様から頂いたご相談をベースにお話します。
１、まず初めに知っておくべきこと
大抵のレストラン物件のケースは、日本にはない「営業権の購入」が必要です。
営業権を購入するイコール、テナントのビジネス譲渡権(顧客、看板、イメージ、設備等を引き継ぐ権利)になりますので、その価格は、目安として、前のレストランのおおよその年間売上に匹敵します。この場合、パリ市内の店舗の営業権を買うとなると、個人規模での資本金での開業がなかなか厳しいと言うことになりかねません。その時に、ご提案する方法があります。それは、項目２をチェック！
２、実際にあった相談内容はこちら
【実際に探してみた結果、営業権が高額と感じた方からのご相談】
Q: 「実際に探した結果、営業権が予想以上に高額で、資本金はいくら必要でしょうか、できるだけ小規模の費用で見つけたいです。」
A: 「はい、良い方法がありますので、お任せください」
Q:「どんな方法ですか？」
A: 「不動産屋に、営業権が発生しない物件を探してもらう方法です。」
Q:「詳しく教えてください。」
A: 「物件の大家さんと直接契約をし、月額家賃が発生するだけのシステムがあります。この場合、前のテナントが残した設備や機材が保証されない、設備がなく箱だけの場合もある、集客が保証されない条件が発生します。」
Q:「なるほど！それは初期費用が抑えられ経済的リスクが激減しますね。」
A: 「はい、その通りです。さらに、オープン前に工事が必要なら、不動産仲介屋に依頼して、その期間を最短に交渉してみることが可能です。」
Q:「では、数年後、お店を売りたいとなった時、営業権は売ることができますか？」
A: 「はい、できます。」
Q:「それは、いいことを知りました。ありがとうございます。」
A: 「フルサポートを行なっておりますので、お気軽にご相談ください。」
ビジネスを始めるにあたり、基本は、初期費用を最小限に抑え、出来るだけリスクを抱えないことですね。そのためには、事業計画書にきちんとした目標と計算をして、シミュレーションを再現することがとても重要ですね。弁護士先生、会計士先生を含め、きちんとプロの方に依頼をして、不備のないプランと、臨機応変で柔軟な対応が必須となります。
３、パリでレストランをするなら、知っておくべきこと
パリは地上階が店舗で、上の階が住居になっていますので、物件自体と建物全体のルールがあります。例えば、次の様なルールがあります。
・洋服屋さんだった店舗を天ぷら屋さんにできない。
・唐揚げ屋さんやラーメン屋さんを開きたい方は、煙突の太さの確認が必要！太めの煙突付き物件を選んで、後々、上の階の住人の方たち、近隣施設とのトラブルを回避！
・リキュール、ウイスキーなどの強い度数のアルコールを提供する場合(カクテルを含む)、特別なライセンスが必要。
・バーを開く場合、特別なライセンスが必要
・ブティックと飲食店を同じ空間で営業不可能(まれにokなケースあり)
・建物全体のルールに、店舗を許可するか、飲食店が許可されているかを確認する必要あり
・お店の外観の修正や工事、看板の設置などは、大家さんや建物管理会社に許可が必要
Q:「色々なルールがありますね。」
A:「はい、そのために、不動産屋が仲介として入りますし、アシストさせて頂く役目にもなります。その他にも、日本語で丁寧にサポート致します。」
Q:「日本語でのサポートは大変心強いです。」
A:「その様に仰ってくださって、嬉しいです。お気軽にご相談ください。」
４、まとめ
パリまたはフランスで飲食店を開業するには、日本とは違うルールや手続きを把握し、フランス的な方法で事業を進める必要がありますので、必要に応じてプロに委託することで、リスク回避や確実な成果が期待できます。
まずは、弊社のオンライン面談でのご相談をご利用下さいませ。こちらから。
⭐︎筆者について: Allofrancejp 萩野アリサ
1985年生まれ。イギリスの高校と大学を卒業後、就職を機にパリに移住。フランス関連のコンサル業、語学講座、不動産仲介を営んでいます。４児の育児と並行して日々フル回転でパリライフを満喫しております。→会社概要は、こちらから。
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